ポケモンずかん「カイロス」

くわがたポケモン。たかさ150cm、おもさ55kgほど。全国ずかんNo.127。

２本のツノは、とても力があり、一度はさむと千切れるまではなさないという。どうしっても千切れないものは、そのままぶんぶんふりまわして投げ飛ばしたりする。

ゲーム中、こおりタイプによわいワケじゃないけど、さむくなると、動けなくなるので、あったかい所をこのむ。気温が下がる夜は、木の上や木の根本、またはツノで地面をほって土の中でねむっているため、なかなか姿(すがた)をみることができない。朝早くにみつけると、地面の中でねむってたカイロスは湿った土がついていることがある。

金銀クリスタルバージョンの虫取り大会では、カイロスをゲットできれば、かなりの確率(かくりつ)で上位入賞できる。そのため、ボックスにカイロスとストライクがたくさん…って人もけっこういるみたい。

ポケモンスタジアム金銀クリスタルでは、ストライクたちとともに「いあいぎりがっせん」に出場できる。

赤緑青ピカチュウバージョンでは、同じような登場のしかたのストライクがライバルといったところ。カイロスはストライクより、こうげき・ぼうぎょが高い。ただ、金銀クリスタルバージョンでは、ストライクはハッサムに進化するので、一歩出おくれちゃった感じがある。

また、金銀クリスタルバージョンでは、これまたライバル色の強いカブトムシみたいなポケモンヘラクロスがいるけど、かくとうタイプの技や「じしん」、そして最強の虫タイプの技「メガホーン」が使えて、とっても目立つヘラクロスとは対照的(たいしょうてき)に、カイロスは地味なまま…。

でも、ルビー・サファイアでは技のバリエーションがグンと広がって、かなり強くなった印象（いんしょう）がある。初登場(はつとうじょう)からだいぶたったけど、ここからが本領発揮(ほんりょうはっき) かもしれない。

カイロスのとくせい「かいりきバサミ」

カイザー	カイロス/♂	トレーナー：Ямот つるぎのまいを用(もち)いた「じたばた」の威力(いりょく)は脅威(きょうい)です。
ＨＰ	170	Lv50
こうげき	172	めざめるパワー（むし）
ぼうぎょ	149	つるぎのまい
とくこう	104	こらえる
とくぼう	119	じたばた
すばやさ	133	せんせいのツメ

こうげきを下げられることがない。クールなカイロスにはどんなに「あまえる」をしても通用せず、「つるぎのまい」のこうげきアップを維持( いじ)できる。

とくこう系のこうげきをすることがほとんどなく、ぶつり系のこうげきがメインになるカイロスは、やっぱりこうげきの高さが命。それを下げられないのは、ちょっと安心感（あんしんかん）がある。

カイロスがおぼえる技

こうげきは高いんだけど、レベルアップでは自分のタイプの虫タイプの技を覚えてくれない。技マシンなどを使っても「れんぞくぎり」ていど。すばやさはけっこう高いので、「つるぎのまい」か「ビルドアップ」でパワーアップしてから、ほかのタイプの技で力押しするのが基本(きほん)になりそう。

金銀クリスタルバージョンまでは、ノーマル・かくとうタイプくらいしかなかった攻撃技のバリエーションが、ルビー・サファイアから、技マシン・タマゴでのひきつぎで「じしん」や「がんせきふうじ」も使えるようになったので、ニガテなひこう・いわ・ほのおタイプも克服(こくふく)できるようになったのがうれしい♪

また、不利(ふり)な状況（じょうきょう）を打開(だかい)するには、一撃必殺(いちげきひっさつ)の「ハサミギロチン」にかけてみるのもおもしろい。金銀クリスタルでは、「こらえる」→「じたばた」もできる。けっこうすばやいので、きまりやすいかも？

なお、「じしん」「がんせきふうじ」「ビルドアップ」は、ほかのグループからひきついでこれないので、一度は技マシンを使うことになるけど、ヘラクロスにそのまま３つまとめてひきつげたりと、むしグループ内で十分活用できるので、使ってソンはない。

	カイロス	ヘラクロス	グライガー	ナックラー	クヌギダマ	ツボツボ
じしん	○	○	○	○	○	○
がんせきふうじ	○	○	○	○	×	○
ビルドアップ	○	○	×	×	×	×
カウンター*	×	◎	○	×	○	×
すなあらし*	×	×	○	◎	○	○