ポケモンずかん「シェルダー・パルシェン」

たかさ30cm、おもさ4kgほど。貝の形をしたポケモンで、その貝殻(かいがら)はダイヤモンドよりかたく、どんな攻撃をもふせぐ。

ただ、中身はやわらかく、貝を開いた瞬間(しゅんかん)に攻撃されると意外にもろい。そのため、「からではさむ」は、実はシェルダーにとってもヒヤヒヤものの技だったりする。

ふだんは海底(かいてい)の砂の中にかくれていて、やわらかい舌(した)でエサをとっている。

ピカチュウバージョンでは、Ｌｖ10でゲットできる。クチバのみなとの中でつりをしよう。ただし、通信こうかんで「いあいぎり」を使えるポケモンを入れないと、つりはできない。

また、シェルダーがヤドンのしっぽにかみつくとヤドランに、あたまにかみつくと、ヤドキングに進化する。この場合は、もとのヤドン+シェルダーで、１ひきのポケモンとしてあつかわれ、シェルダー自体は技などを使わなくなってしまう。なお、ゲームの中では、このような進化を見ることができない。

パルシェン

たかさ150cmほど、進化すると一気に重くなり、おもさは132.5kgほどにもなる。

ナパーム弾(だん)でもこわせないという、かたい貝殻(かいがら)におおわれていて、こうげきを受けると、この貝殻についてるトゲトゲを飛ばす。このトゲトゲは、貝殻よりさらにかたい。

ただ、自分から攻撃する時はやはり貝を開かなくてはいけないため、スキができる。

シェルダー・パルシェンのせいそくち

基本的(きほんてき)に海底(かいてい)の砂の中に住んでいる。

ポケモンスナップでのシェルダー・パルシェン

海にすんでるハズのシェルダー・パルシェンだけど、ポケモンスナップでは、なぜかリバーコースでたくさん登場。どちらも、ゆっくり水面からはねて回転しながらまた水の中にもどるという、ナゾの行動(こうどう)を集団(しゅうだん) でしている。

シェルダー自体、淡水(たんすい)でも生きられるのか、リバーコースのあたりのシェルダーだけが、淡水(たんすい)に順応（じゅんのう）したのかはよくわからない。ヤドン・ヤドラン・ヤドキングと生活をともにすることが多いシェルダーが、淡水で生活するヤドンたちと一緒(いっしょ)に行動するうちに、淡水(たんすい)にも順応（じゅんのう）したのかもしれない。

撮影(さつえい)は、水上に出てくるのはゆっくりなものの、回転してるので、タイミングがつかみづらい。また、ヤドンがつりをしていて、シェルダーがしっぽにかみつく瞬間(しゅんかん)も撮影することができるけど、その時、なぜか元のシェルダーと、ヤドンにかみついたシェルダーの両方がうつることがある。

パルシェンも、後半うまくいけば２ひきいっぺんに撮影することができる。ただし、パルシェンは、一見ほとんど変わらないように見えても、オーキドはかせに見せると、評価(ひょうか)はまちまちなので、どれを見せるかまようところ。うまくいけば4500点をこえる。２ひきいるポリゴンの直後なので、シャッターチャンスをのがさないようにしたい。

シェルダー・パルシェンがおぼえる技

石で進化する多くのポケモンと同じように、パルシェンに進化するとほとんど技を覚えなくなる。唯一(ゆいいつ)おぼえるのが、レベル50で覚える「とげキャノン」。ただし、シェルダーはレベル50で「れいとうビーム」を覚えるので、進化はあせらないほうがいいかもしれない。

バトルでは、そのぼうぎょの高さを生かした、持久戦（じきゅうせん）ができるため、「どくどく」なんかを覚えさせてるトレーナーも多い。赤緑青ピカチュウバージョンでは、「どくどく」にくわえて「からではさむ」でジワジワと…というパターンが使えたものの、金銀からは、からではさんでる間も、相手のこうげきがあるので、ちょっと使いづらくなった。

●アニメでは…よくわかりません。バトルでは「だいばくはつ」「じばく」を切り抜けたりするために使われるポケモン。何たって防御力１位のポケモンだし。おすすめ技は「なみのり」「ふぶき」です。-とげぴー

シェルダー・パルシェンがうけるダメージ

	よわい (２倍)	ふつう	つよい (半分)	とてもつよい (1/4)
シェルダーみず	くさ・でんき		はがねほのお・みず・こおり
パルシェンこおり +みず	かくとう・いわくさ・でんき		みず	こおり

「ぼうぎょ」がとびぬけて高く、パルシェンのぼうぎょの高さは赤緑青ピカチュウバージョンまでの１５１種の中ではトップ。かくとう・いわタイプ以外のぶつりこうげきは、かなりたえてくれる。

ただし、金銀からは、「とくぼう」がかなりひくくなってるので、「でんき」や「くさ」の攻撃でかなりあっさりやられてしまうことも…。水タイプのポケモンどうしのバトルでも、水タイプの技でおされ負けちゃうことも多い。