ゴース・ゴースト・ゲンガー

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（このページは 2006年09月01日に更新されたよ）

赤緑青ピカチュウバージョン時代では唯一(ゆいいつ)のゴーストタイプのポケモン。

ゴース

ガスじょうポケモン。たかさ30cm、おもさはわずか100gほど。全国ずかんNo.093。

うすいガス状(じょう)の生き物で、姿(すがた)はほとんど見えない。ただ、そのガスは猛毒(もうどく)があり、インドゾウでも２秒で気を失ってたおれるほど。皮膚(ひふ)からじわじわと毒を送りこむ。…でも、「どくガス」や「スモッグ」などといった技は、なぜか覚えてくれない。

古くなってだれも住まなくなった建物(たてもの)から発生(はっせい)するらしいけど、その重さと形状(けいじょう)のため、風がふくと飛ばされてしまうので、風の強い日は出てこない。

その実体はまだよくわかっておらず、*光化学(こうかがく)スモッグから発生したという 説(せつ)や、超次元(ちょうじげん)の生命体(せいめいたい)だという説などがある。

光化学(こうかがく)スモッグ

都会の夏によく出る大気汚染(たいきおせん)。工場や自動車の排気(はいき)ガスから出る「窒素酸化物(ちっそさんかぶつ)」や「炭化水素(たんかすいそ)」などが、太陽からの紫外線(しがいせん)で化学反応(かがくはんのう)をおこし、「オゾン」 「パーオキシアセチルナイトレート」 「アルデヒド」などの酸化性物質(さんかせいぶっしつ)ができて、これらがかたまって、白くもやがかかった状態(じょうたい)。目やのどがいたくなったりするので、光化学(こうかがく)スモッグ注意報(ちゅういほう)が発令(はつれい)されると、外で遊べなくなる。…なんて、ポケモンのページでこんなむつかしい解説(かいせつ)しても読む人なんてどのくらいいるのか…。

ゴースト

ガスじょうポケモン。たかさ160cm、おもさはかわらず100gほど。全国ずかんNo.094。

ブロックの壁(かべ)でもすり抜ける不思議(ふしぎ)な体をしていて、暗闇(くらやみ)で息(いき)をひそませながら、迷いこんだえものをねらう。

ゴーストの舌(した)でなめられると、命を吸われ、体のふるえが止まらなくなり、やがて死にいたるといわれる…。ゲーム中では威力(いりょく)のよわい技だけど、あなどらないようにしたい。

ゴーストの手の部分は、本体からはなれて、独自(どくじ)に動くことができるみたい。

ゲーム中は、通信交換(つうしんこうかん)をすると、ゲンガーに進化する。

イラスト：龍ノ丞さん

ゲンガー

シャドーポケモン。たかさはなぜかちぢんで150cm、おもさは一気にふえて40.5kgほど。全国ずかんNo.095。体重が一気にふえたせいか、ゴース〜ゴーストとちがい、足で歩くようになった。ただ、やはり空中にうかぶこともできるようだ。

夜中に人の影(かげ)にもぐりこんで、少しづつ体温(たいおん)をうばうため、ねらわれると寒気(さむけ)が止まらなくなる。また、山で遭難(そうなん)した人をねらってあらわれることもある。

また、月夜の夜に、影が勝手に動き出したり、笑(わら)う影ができたりするのも、このゲンガーが原因(げんいん)とみられている。

ポケモンカードのゲンガーは、「のろい」で、あいてのポケモンのダメージを、別のポケモンにうつす…という、こわい技をもっている。ゲームとはちがい、初代から じしん系の技にも強い。

イラスト：ヒロさん

キラループ		ゲンガー/♂		トレーナー：Ямот 特殊攻撃力（とくこう）が高い事で 大変使えます。高いすばやさで その上「みちづれ」なんて受けたら…。
ＨＰ	165	Lv50
こうげき	112	１０まんボルト
ぼうぎょ	111	ほのおのパンチ
とくこう	180	カウンター
とくぼう	165	みちづれ
すばやさ	161	きせきのみ

おばキュウ ゲンガー Lv51 ＨＰ 164 トレーナー：BOYS こうげき 117 サイコキネシス ぼうぎょ 111 かみなり すばやさ 164 メガドレイン とくしゅ 182 だいばくはつ

■ゴース→■ゴースト→■ゲンガー HP 30→45→60 こうげき 35→50→65 ぼうぎょ 30→45→60 すばやさ 80→95→110 とくしゅ 100→115→130

ゴース・ゴースト・ゲンガーがおぼえる技

レベルアップで覚える技は、「さいみんじゅつ」 「ゆめくい」の２つだけだけど、赤緑青ピカチュウバージョンまででは、じっさいに、これで十分強かった。ただし、金銀から「ゆめくい」の回復量が半分になったり、早くねむりからさめるようになったり、どうぐを持ってると寝てくれなかったりすることもあったりと、このコンボの強さはガクンとさがった。

それでも、このタイプと、高い とくこうを生かせば十分強いポケモンといえる。技マシン・タマゴでのひきつぎは「１０まんボルト」 「サイコキネシス」あたりをチェック。じめんタイプのポケモン 対策(たいさく)に「ギガドレイン」というのも悪くない。

また、ニガテな相手でも、先手がとれるようなら、ごういんに「さいみんじゅつ」というのもアリ。 確率(かくりつ)がしんらいできない人や、相手をおいこんでる場合は、やられてもともとで「のろい」 「みちづれ」 「だいばくはつ」っていうのも手も。

イラスト：マーボさん

ゴース・ゴースト・ゲンガーのとくせい「ふゆう」
ゴース・ゴースト・ゲンガーがうけるダメージ

	よわい (２倍)	ふつう	つよい (半分)	とても つよい (1/4)	きか ない
ゴース〜 ゲンガー ゴースト+どく +ふゆう	ゴースト エスパー・あく		くさ	むし どく

*赤・緑・青・ピカチュウバージョンでは、むしタイプの技からのダメージは「ふつう」です。金銀クリスタルバージョンまでは、「ふゆう」がないので、じめんは「よわい」になります。

ステータス的には、それほど高くない まもりだけど、なんといっても「じしん」や だいばくはつ もきかないので、「かみくだく」などを持たない ぶつり 一筋(ひとすじ)な相手には、ほとんどダメージを受けずに戦えることもある。相手の マルマイン などが「だいばくはつ」しそうになったら、さっとチェンジするとかっこいい。

金銀クリスタルバージョンまでは、じめんタイプによわくなるので「どく」タイプはむしろ足かせになっていた感があるけど、ルビー・サファイアからは とくせい「ふゆう」がついたので、じめん技がきかなくなり、「どく」タイプも生かせるようになった。ゲンガーは一見足が地面についてるけど、やっぱり「ふゆう」するみたい。

ゴース・ゴースト・ゲンガーのせいそくち

ゴース・ゴーストは、カントー地方では、赤緑青ピカチュウバージョン時代は、シオンタウンのポケモンタワーにたくさんいたものの、金銀時代にラジオ塔に建てかわってからは、その 姿(すがた)をみることはなくなり、わずかにイワヤマトンネルのほうで姿をみかけるようになった。静かな 環境(かんきょう)をもとめて、ゴースたちが移動したのかもしれない。カラカラも同じようにせいそくちを変えている。

ジョウト地方では、マダツボミの塔や、スズの塔、３１〜３２・３６番道路などでみかける。ただし、 基本的(きほんてき)に夜にしか、その姿をみることがない。また、ホウエン地方では、みつけることができない。

ゲンガーは、山で 遭難(そうなん)した人を 襲(おそ)う…とあるけど、通信交換で進化するためか、ゲーム中は野生でみつけることができない。アニメ等では、野生のゲンガーもいるようだけど…。

ポケモンスナップでは、ゴーストがトンネルコースで登場。ただし、 肉眼(にくがん)では、もやもやしてるだけで、なんだかわからなくって、 現像(げんぞう)してはじめてわかる。なので、向きやポーズは、コースをぬけてからのお楽しみ。ベストショットをねらいたければ、多めとっておこう。

イラスト：BOYSさん

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