ポケモンずかん「イワーク・ハガネール」

土の中を８０キロものスピードでほりすすみながら、かたいものを取り込んで、どんどん頑丈(がんじょう) な体をつくっていく。

通ったあとのあなは、ディグダたちのすみかになるらしい。

高さが8.8mと、151ひきの中では高さが１位だったけど、金銀からは、進化後のハガネールに１位の座をうけわたした。重さは210kg。

■イワークのステータス
HP	35
こうげき	45
ぼうぎょ	160
すばやさ	70
とくしゅ	30

ぼうぎょは、151種中では、パルシェンにつぐ２位。さらに岩タイプだから、ノーマルタイプのダメージが半分。「はかいこうせん」や「だいばくはつ」を使われそうになったら、サッとこのポケモンにチェンジしよう。

ぎゃくに、とくぼうはかなりひくいから、草・水・氷だけでなく、エスパータイプなどとくしゅ系の技を使われるとけっこうつらい。

じめん+いわってタイプと、あの大きさからは想像(そうぞう)もつかないけど、意外にすばやいのもチェックしておこう。

このステータスの高さで、進化前のポケモンなので、リトルカップでは大活躍(だいかつやく) できる。リトルカップの強敵ストライクに強いのもうれしい。

金銀クリスタルバージョンでは、キキョウシティで、マダツボミと交換(こうかん)できる。さいしょにチコリータをえらんだなら、先にイワークと交換しておくと、ひこうポケモン使いのハヤトとのバトルも楽になる。

「メタルコート」を持たせて通信交換すると、ハガネールに進化する。

●イワークは、こっちが攻撃(こうげき)しなければおとなしいポケモンらしい。-稀有

「ニンテンドウオールスター！大乱闘スマッシュブラザーズ」では、モンスターボールから出てきて、画面の上の方から「いわおとし」を使う。

アニメでのイワーク

アニメでは、タケシが最初にもらったポケモンとしてイワークを持っていた。ほかのポケモンにはない大きさとかたさは、イザという時とてもたよりになり、タケシの切り札的存在(ふだてきそんざい)になっていたけど、ホウエンに旅立つ時、ジムをつぐ次男のためにイワークをおいてきた。

ほかにも、オレンジ諸島編(しょとうへん)では、「クリスタルのイワーク」が出てきたりもした。このクリスタルのイワークは、イワークの最大の弱点(じゃくてん)である、水に強い性質(せいしつ)があるみたい。また、ガラス工芸職人（こうげいしょくにん）に、ふしぎな力をあたえることがあるらしい。

●アニメでは、タケシのポケモンに使われたり、大きなイワークに使われたりで様々。ただし、やっぱり使ないんだなぁ、このポケモン。使うときは要注意（ようちゅうい）。おすすめ技は「じしん」「いわなだれ」です。-とげぴー

ハガネール

てつへびポケモン。全国ずかんNo.208。たかさ9.2m、おもさ400kgほど。たかさは251種中なんと１位。

全身に鋼鉄(こうてつ)のかけらがくっついていて、光をキラキラと反射(はんしゃ)させる。深い地面の下で圧縮（あっしゅく）された体は、ダイヤよりかたいという。イワークが１００年以上生きると、体がダイヤモンドのように変化(へんか)するという話があるが、どうも、このハガネールのことらしい。

ハガネールに進化すると、タイプが「いわ+じめん」から「はがね+じめん」にかわる。

さすがかたさが自慢(じまん)だったイワークの進化系らしく、ぼうぎょは251種中ツボツボに次ぐ２位という高さ。そのかわり、すばやさは、ぐんとさがってしまった。これだけ高いぼうぎょがあれば「はかいのいでんし」を持たせて、それなりに高いこうげきを、安定性（あんていせい）はないけど、爆発的(ばくはつてき) なこうげきにしてもいい。

アニメでは、「ライコウ雷の伝説」では、ロケット団のバショウが使っていて、竜巻(たつまき)のような「すなあらし」で「かえんほうしゃ」をふせいでいた。

●ハガネールは、ジムリーダーのミカンが使っています-BOYS

● 苔(こけ)色のイワークを進化させると、銅(どう)色のハガネールに…。ポケスタで見た時の勇姿(ゆうし)は圧巻(あっかん)でした。ゲット時のセーブデータがないのでニックネームをつけられなくなっているのが残念(ざんねん)。-乳母車の弥月

オニール	ハガネール/♂ Lv50	トレーナー：Ямот 進化して「素早さは」物凄(ものすご)く減(へ)ったものの全体能力（ぜんたいのうりょく）がかなり上昇（じょうしょう）。今では「エスパー攻撃(こうげき)の盾(たて)」として使えるようになり、とても頼(たの)もしいです。
ＨＰ	180
こうげき	136	じしん
ぼうぎょ	251	いわなだれ
とくこう	106	だいばくはつ
とくぼう	116	のろい
すばやさ	74	せんせいのツメ

稀有さんからもらった30000アクセスおいわいイラストにも、ハガネールがかかれています。

イワーク・ハガネールのとくせい「いしあたま」「がんじょう」

「いしあたま」の場合、「すてみタックル」などの反動ダメージがなくなる。

「がんじょう」の場合、いちげきひっさつ技がきかなくなる。

イワーク・ハガネールがおぼえる技

自力でおぼえる技は、どれも地味なものが多い。「すなあらし」や「いやなおと」などは、戦略(せんりゃく)上、重要(じゅうよう)になることもあるけど、ハガネールになると、こうげきもかなり高くなるので、こうげき技もしっかり覚えておこう。

とりあえず、タイプ一致(いっち)でさらに強力な「じしん」は、技マシンやタマゴのひきつぎなどを使って、ちょっとムリしてでもぜひ覚えておきたい。特に、ハガネールの場合、ほのおタイプの牽制(けんせい)の意味(いみ)でも、積極的(せっきょくてき)に使っていこう。

そして、「じしん」がきかないひこうタイプに、いわタイプのこうげき技がほしいところだけど、自力でおぼえるのは「いわおとし」のみ。ぜひタマゴで「いわなだれ」をひきつごう。ウソッキーとのカップルからなら、「じたばた」と一緒(いっしょ)にひきつげ、どっちもレベルアップで覚えるので便利(べんり)。「じたばた」は、イワークで使ったほうが決まりやすいかも。

ただし、いわタイプの技は、ハガネールはタイプ一致(いっち)になはらないので、他にひこうタイプに対応(たいおう)できる技があれば、ムリはしなくてもいいかもしれない。でも、「じしん」がきかないリザードン・ファイヤー・ホウオウに、チェンジぎわの一撃(いちげき)を警戒(けいかい)させるだけでも、十分な価値(かち)がありそう。

はがねタイプの技は、「アイアンテール」がおぼえられるけど、命中があまり高くなく、有効なポケモンも、いわタイプへは「じしん」が使えることを考えると、こおりタイプとプテラ程度(ていど)なので、あんまり使い勝手は良くないかもしれない。

GB版では、赤緑青ピカチュウバージョンに行く余裕(よゆう)があるなら、技マシンで「だいばくはつ」を覚えても、また相手にとってはこわい存在(そんざい)になる。 GBA版では、「だいばくはつ」もひきつげるようになった。

ほか、自力でおぼえる「かみくだく」や、ハガネールになると技マシンが使えるようになる「りゅうのいぶき」なども覚えられるけど、ハガネールのとくこうだと、あんまりダメージは期待(きたい)できない。せいぜいマヒねらいといったところかな？

間接(かんせつ)技では、 GB版では高いぼうぎょを生かした「いばる」と、自力でおぼえる「いやなおと」の組み合わせが、はまると強い。メンバーによっては「すなあらし」や「どくどく」を使ってもいい。また、間接技をメインに使ってく場合は、あえて「あなをほる」でターンをかせぐという手もある。ステータスアップ、とくにこうげきを上げてくるをしてくる相手に対して、安心して出せるポケモンとして考えるなら、「ほえる」もほしいところ。

ぶつり攻撃だけだと「カウンター」を使う相手に対処(たいしょ)しづらく、せっかくのぼうぎょも生かせずダメージを受けちゃうので、何かしら間接技をおぼえとくのがいいだろう。

イワーク・ハガネールがうけるダメージ

	とてもよわい (４倍)	よわい (２倍)	ふつう	つよい (半分)	とてもつよい (1/4)	きかない
イワークいわ+ じめん	みず・くさ	かくとう・じめん・はがねこおり		ノーマル・ひこう・いわほのお	どく	でんき
ハガネールはがね+ じめん		かくとう・じめんほのお・みず			いわ	どくでんき

進化すると、いわタイプがなくなって、はがねタイプがつくのが特徴的(とくちょうてき)。ほとんどのタイプに、そのままか、より強くなってるけど、ほのおにだけはよわくなるので注意。かなりぼうぎょが高いので、かくとう・じめん・はがねタイプで弱点をつかれても、とくしゅ系のふつうのこうげき程度(ていど)のダメージになる。

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